を英語で言えますか?
答えは
one plus one is equal to[equals] two
です。
2*2=4
答えは
two times two is equal to four
おそらく、90%以上の大学院生が英語でこんな簡単な数式すら説明できないと思います。
中学校から高校まで、ほとんどの人が英語を6年間習っているのにもかかわらず、このような簡単な数式すら説明することができないのです。

僕も留学に行く前まで1+1=2の数式の読み方を知りませんでした。
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正規分布は英語で言えた。けど式を読み上げることができなかった。
僕は留学に一年間研究留学をしていました。留学に行く前は論文も読んでいてある程度英単語も身に着けている状態です。しかしこの時、無意識に英語の数式を日本語で発音していることに自覚できていませんでした。
他の英文もすらすら読んでいてためにあたかも自分は数式も英語で発音できると過信。そのために、僕は英語で数式が読めないことに気づかないまま留学を迎えることになったのです。
そして、留学を始めて数週間、とある問題が生じました。誰かが正規分布の式を間違えて覚えていて指摘しようとしたときです。
正規分布の式はこうだよ~え~と
え~と
え~と・・・
あれ!数式かけるけど英語で言えねぇ!!!
私はこの時まで気づいていなかったのです。自分が数式を英語で読み上げることができないことに!
その場は黙ってホワイトボードに正規分布の式を何とか切り抜けることができましたが、この時の僕は、

と非常に焦りを感じたのを覚えています。そこから必死に勉強して、なんとか言えるようにはなりましたが、研究には大きな遅れが出てしまいました。
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英語で数式を読めるようになるコツ
英語で数式の読み方は調べればわかりますがすぐに読み方を忘れてしまいます。僕が英語で数式を読めるように実践したことは、普段から数式を英語で読むように意識することです。
例えば、数学の問題を解いている時に、

えっと、2x+3y=10 ここで、xは1だから・・・
と頭の中で日本語で解くのはではなく、

two x plus three y is equal to ten. Where, x is eqaul to one. Hence,
というように、頭の中で丁寧に問題を解いていきましょう。 最初のうちはここで(Where)やそれゆえに(Therefore, Hence)等といった単語は慣れるまでは使う必要がありません。
第一に優先することは四則演算(Plus, Minus, times, divided)と英数字をすぐに変換できるように、数式が現れた時は日本語で解くのではなく、英語で口にしましょう。
これを一か月程度続けていると、英語で数式が読めるようになってきます。最初は調べながら作業を進めるため非常に時間がかかりますが早めに苦労しておきましょう。
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数式がTOEICの対策につながる
数式を読むことがTOEICの対策にもつながります。一部の数式の記号はTOEICでも頻出する単語です。
例えば、Equivalent(等価な)やApproximately(近似的な)の単語はTOEICの長文問題や単語の選択問題と頻繁に出題されます。
$$a \approx b$$
aはbと近似である。( a is approximately equal to b)
とこの式の読み方を覚えれば、一緒にApproximatelyの単語も覚えれます。
他にも
$$a \equiv b$$
aはbと等価である (a is equivalent to b)
$$a \cong b$$
aはbと一致する (a is congruent to b)
このように、数式を覚えながらTOEICにも役立つ単語をたくさん学ぶことができるので一石二鳥ですね。
まとめ
皆さんもぜひ留学に行く前に、しっかりと数式を英語で読めるようにしておいてください。


無料で勉強するなら首都大東京の先生のこちらのサイト
http://www.comp.tmu.ac.jp/yosihiro/teaching/how-to-read.pdf
個人的におすすめの書籍はこちらの本。数式だけでなく、科学英語もしっかりとまとめらているので理系の語彙力アップも図れます。
加えて、書籍版はCDもついているので発音も丁寧に学べます。