【実体験】【一次試験】英検一級合格のロードマップ

こんにちは!マットです!先日、実用英語検定一級に合格しました!

大変恥ずかしいのですが、わたくし一次試験に4回も落ちていて、五回目の受験でようやく一次試験&二次試験の合格をしました!

5回も受験した人はなかなかいないでしょうし、ぜひ私の失敗を共有しますので、そこから皆さんの力になれたら最高です。では行ってみよう。

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実用英語技能検定とは

実用英語技能検定、通称英検は皆さんもご存じの通り、英語力を図る技能テストです。英検は5,4,3,2,準1,1級から構成されており、一級が英検の中で一番難しい試験となっております。

英検一級のレベルとしては、

語数10000~15000語(ネイティブ 20000語以上

とされ、CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)ではC1とされます。C1とは主に、日常会話のあらゆるコミュニケーションにおいて、「上級レベルの英語を話すことができる」と言える学習者をさしています。TOEFLでいうと、95-120、IELTSであると7.0-8.0あたりのレンジを指しています。

引用

そういったわけで、英検1級はそれなりに難しい試験であることは間違いありません。

合格率

公式では公表されていませんが、どうやら合格率は12.0%だそうです。なかなかの難関資格であります。(準一級とダブル受験もできるので、記念受験の人も多いとは思うので実際はもう少し高いのではないかと個人的には考えています。)

とはいえ、英検一級を受けるのには10000円程度必要であり、お遊びで受ける方もいません。それなりの英語力を身に着けてから受験しているので、何度も言いますが難しい事には間違いありません。

といったところで、ここまで英検一級について説明しました。では実際に私が行ってきたことについてお話ししていきます。

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リーディング

単語問題

正直言って、リーディングが英検一級において、一番の鬼門と言えるのではないでしょうか?というのも、英検一級の単語が鬼難し過ぎて、ネイティブでも時々悩むほどのレベルです。

こちらに過去問があるので、ぜひ見てみてください。

適当に抽出してみましたが、どうでしょうか・・・?

 

めちゃくちゃ難しくないですか?

 

英検一級のリーディングで9割取った私ですが、恥ずかしながら私もsaunteringに関しては見たことがありません・・・上記の単語群はおそらくTOEIC900点でもおそらくほとんどの方は対策なしでは知らないと思います。このように、英検一級の単語はとても難しいです。それが25問もあり、ここで3割落とすとかなり厳しいです。なので、単語は必ずしも抑えておく必要があります。私はちなみに正答率は22/25で88[%]を獲得しましたので、私の対策はそれなりに有効であると思います。

英検一級での単語帳としては、巷では、

パス単が進められていますが、個人的な意見としてはパス単の単語は簡単すぎて、抑えている範囲も非常に狭いので正直これでは英検一級の問題が抑えられるとは思いません。

実際に見てみると、一ページ目にclaim等高校生レベルの単語も出てくるなど、正直私としてはパス単に関しては英検一級の範囲をカバーできているとは思えません。

 

なので私としては、

こちらの単語帳をお勧めしています。個人的な評価となりますが、下記の様になります。

単語数 単語のレベル
単熟語EX 2800 高い
パス単 2400 低い

となっており、単熟語EXを強くお勧めしてますもちろん、その分かなり歯ごたえがあり、全てを覚えるにはかなりの時間を要しますが、これを抑えられると単語問題に関してはほとんど問題ないと言えるはずです。

また、時間間隔を掴むために

こちらの書籍も一周ほどこなし、過去問も過去六回はしっかりとこなし、出てきた単語に関してはすべて覚えるようにしておきました。

正直英熟語EXだけやれば十分であり、ここまでやれば、あとは消去法で単語問題に関してはほとんど解決できると思います。ここまでやってもまだ不安な方は下記の書籍を紹介します。

速読速聴・英単語Advanced 1100に出てくる単語はかなり難解で、正直ほとんどの単語を見たことがありませんでした。ここまで押さえておけば、さらにランクアップも狙えるとは思います。しかし、合格という目的である場合、正直ここに時間をかけるより、ライティングに時間をかける方が得策かもしれません。

長文読解

長文読解に関しては、上記にあげた単語対策&普段から長文に慣れておくことで問題なくこなせると思っています。

長文に関しては、下記の参考書一冊と過去問を一周したのみですが、一問のみ間違えただけです。

 

 

 

上記の参考書ですが、英検一級の問題の雰囲気を掴むことが出来るので、是非とも受験前に一周でもしておくことを強く推奨します。

また、長文に慣れるという場合は下記の参考書もベターです。

全部読み込んでないので、ちょっとレビューにはしにくいのですが、英検一級でも出てくるような単語がちらほら出てきた印象もあります。また、ライティングや面接対策にもなる話もでてきて、教養を身に着けることが可能です。そのため、時間がある方はこちらも読み込んで、上級単語に触れながら長文に慣れておくといいかもしれません。

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リスニング

英検一級のリスニングは、話している内容自体はそこまで難しいと感じたことはありませんが、ある程度のテクニックが要求される問題となっています。そのため、リスニング力も磨く必要もありますが、一番は各パートごとにテクニックを身に着けることが必要だと思います。

実際に私は、参考書や動画を自分なりに研究して、テクニックを考案しました。その甲斐あってか、リスニングパートでは3問しか間違えていません。

テクニック1 Readingは速めに終わらせて、先読みする

私が紹介するテクニックはリーディング、ライティングを早めに終わらせて、リスニングパートの問題を先読みしておくことです。全部の問題を先読みする時間はないと思うので、最低でもPart 3だけは先読みしておき、必要な個所に線を引くことをお勧めします。

ちなみに、2022年8月現在、リスニングパートの先読みは不正行為ではないので、安心して行いましょう。

まっと

ルールが変更させることもあるので、しっかりと事前に確認しておきましょう。

例えば、過去問から参考にすると、

Situation: Your five-year-old son’s birthday party is tomorrow, and you want to buy an educational gift for him. A toy-store salesperson tells you the following.

Question: Which item should you buy?

こういった問題があったとしたら、私だったら下記の様に線を引いて、問題に関係ありそうな部分に線を引きます。

Situation: Your five-year-old son’s birthday party is tomorrow, and you want to buy an educational gift for him. A toy-store salesperson tells you the following.

経験上ですが、Part3ではよく、

・年齢の上限

・予算の上限

・何が欲しいか

・現在の状況(何を買ったか、何を既にしているか

等が大切となってきます。そのため、そのような部分にあらかじめ線を引いておくことで、Part3に入ったときに慌てることもありません。また、Part2の最後の問題で2択で別れた時もある程度考える時間を設けることが可能となります。

テクニック2 自分が100[%]の力を出し切れると確信できる席を確保しろ

これをテクニックと呼んでいいのか不明ですが、リスニングの点数は当日の気持ちにも影響すると私は考えていますwww

その中でも席の位置はリスニングのメンタルに大きく影響を与えます。(私の中で

席の位置がスピーカーから自分にとってベストではないとか、日差しが強く差し込むとか、飾りが気になる、前の人が気になるとか変なことでリスニング問題に集中できなくなる場合もあります。そのため、ベストな席を確保することが大切です。5回受験してきましたが、全ての回で席は早く来た人から順に好きな席を選べる仕組みとなっていました。そのため、席の位置で本力発揮できない等がないように、早めに来て、席を確保しておくことを強くお勧めします。

 

その他の問題に関してはPartに関してのテクニックは、下記の書籍で学びました。人のアイデアを紹介するのは気が引けるので、自分で買って確かめてください。

こちらの書籍では、テクニックもさることながら多くの問題も用意しています。試験前に必ず2週はしておきましょう。

ライティング

ライティングに関しては、あまりいい点数を取れていないので、ぶっちゃけ私の対策方法が正しいとは思っていません。

もちろん、当日のエッセイの相性とかもあると思いますが・・・

ともあれ、今回7割の合格ぎりぎりラインを出してしまった私が使っていた教科書を紹介したいと思います。

もう英検1級のライティングと言ったら、ほとんどの方がこちらの書籍をご紹介していると思いますので、正直説明不要かもしれません・・・

構成としては、下記の較正となっております。

・CHAPTER 1 英作文問題を攻略する

Chapter1では、英検一級を始めて受ける人のために、英検一級のライティングの心得について簡単に説明してくれています。

・CHAPTER 2 分野別コンテンツブロック212

コンテンツブロックとは、紹介文によると

「現代日本社会」「世界の問題」「環境保護」「テクノロジー」など、過去問から導き出した12の分野について、パラグラフ単位の英文(コンテンツブロック)を212収録。表現力とさまざまなテーマの問題を論じるための知識が身につきます。

各パラグラフ単位で英文を紹介してくれています。私はこれを一通り読んで、ある程度の教養を身に着けることができました。

さらにこのブログを調べていて、今更気づいたのですが、

★★ボーナスPDFを小社サイトより無料ダウンロード! ★★
ご好評につき、新しいコンテンツブロックを30個収録したボーナスPDFをご用意いたしました! 小社サイト(The Japan Times BOOK CLUB)よりどなたでも無料でダウンロードすることができます。すでに本書をお持ちの方はもちろん、まだ購入されていない方もぜひご覧ください。

ええ!!!こんなのあったんかい!!!といった感じで、もっと早く知りたかったです・・・

まだ、英検一級を受験してない方はこちらにリンクを貼っておきますので、ぜひ確認しておきましょう。

https://bookclub.japantimes.co.jp/book/b309521.html

・CHAPTER 3 実践問題30

実践問題を30個載せてあり、さらに賛成反対の2つの立場からの模範解答を書いてあります。

実際に書いてみて、アイデアが思いつかなかった問題に対しては、模範解答を見てアイデアを身に着けることが大切です。

実践問題を解いてみたら、まず文法チェックを行いましょう。私はよくGramallyを使って、まずはスペルチェックを行います。

当たり前ですが、三人称を間違えたりするのはご法度です。しっかりと普段から文法ミスに気を付けていきましょう。

次にGramallyである程度、しょうもない文法ミスをそぎ落とせたら、HelloTalkに問題をアップしてネイティブスピーカーに添削を頂きましょう。ここに添削を頂くコツをまとめて居るので、ご覧ください。

【体験談あり】アメリカ人から無料で英語を添削してもらう方法

アイデアが思いつかない人へ・・・

何度も練習を重ねたけど、ライティングのアイデアがまったく思いつかない!!といった人にはATSUさんの記事をぜひ一度ご覧になっていただくと便利です。

英語のライティングでもうアイディアに困らない超マル秘方法【お金・時間・健康】

ざっくり私なりのまとめを書いておくと、

アイデアに困ったら、

・お金

・健康

・時間

から無理やり引き出して、書けばいい。

また、研究の成果とか別に間違ってても嘘でもいいから、書いとけ!(間違った理解でしたらすいませんwww

こちらに関しては、本当の研究成果を書けることことが素晴らしいのですが、英検1級のライティングはあくまで自身の意見を述べる力を測っているのであって、エッセイの内容の正しさを求めているわけではありません。そもそも、200文字で誰もが納得する結論を書くことなんて無理なわけであって、ソースの信頼性なんで適当でいいんです。ファンタジーでもいいのです!

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まとめ

英検1級の一次試験合格のコツをまとめました。次回、二次試験の面接についてまとめていきたいと思いますので、楽しみにしてください!

では、Have a good day!

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