皆さん、こんにちは!マットです。
当記事ではILETSについてざっくりと説明してきます。
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ILETSとは
ILETS(アイエルツ)とは、International English Language Testing Systemの略称です。目的としては文字通り、英語力を測定することであり、二つの試験の種類があります。
- アカデミックモジュール → 英語圏の大学や大学院留学を目指している人
- ジェネラルトレーニングモジュール→海外移住を申請を希望する人

ILETSでは、4技能を筆記試験(ライティング、リーディング、リスニング)と面接試験(スピーキング)で測定します。英検一級やTOEFLと似ていますね。
試験内容
試験の時間割は下記で大体2時間30分から3時間程度が見込まれるため、かなりの長期戦となります。
時間 | 問題数 | |
ライティング | 60 | 2問 |
リーディング | 60 | 3Parts 40問 |
リスニング | 30 | 4Part 40問 |
スピーキング | 11~14 | 3Parts |
バンドスコア
テストの結果は1.0(初心者)から9.0(ネイティブレベル)で0.5刻みのスコアで表示され、合否などはありません。詳しくはこちらの公式webサイトをご覧ください。
9 エキスパート・ユーザー | 英語を自由自在に使いこなす能力を有する。適切、正確、流暢、完全な理解力もある。 |
8 非常に優秀なユーザー | 不正確さや不適切さがみられるが、英語を自由自在に使いこなす能力を有している。慣れない状況下では誤解が生ずる可能性もある。込み入った議論にも対応できる。 |
7 優秀なユーザー | 不正確さや不適切さがみられ、また状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を使いこなす能力を有する。複雑な言葉遣いにも概ね対応でき、詳細な論理を理解できる。 |
6 有能なユーザー | 不正確さ、不適切さ、誤解もみられるが、概ね効果的に英語を使いこなす能力を有する。特に、慣れた状況下では、かなり複雑な言葉遣いの使用と理解ができる。 |
5 中程度のユーザー | 不完全だが英語を使う能力を有しており、ほとんどの状況でおおまかな意味を把握することできる。ただし、間違いを犯すことも多い。自身の専門分野では、基本的なコミュニケーションを取ることが可能。 |
4 限定的なユーザー | 慣れた状況においてのみ、基本的能力を発揮できる。理解力、表現力の問題が頻繁にみられる。複雑な言葉遣いはできない。 |
3 非常に限定的なユーザー | 非常に慣れた状況において、一般的な意味のみを伝え、理解することができる。コミュニケーションの断絶が頻発する。 |
2 散発的ユーザー | 慣れた状況下で、その場の必要性に対処するため、極めて基本的な情報を片言で伝える以外、現実的なコミュニケーションをとることは不可能。英語の会話や文章を理解することは困難である。 |
1 非ユーザー | 単語の羅列のみで、基本的に英語を使用する能力を有していない。 |
0 試験放棄 | 必要情報が提供されていない。 |
多くの方は7.0以上のスコアを狙っていて、7.0が大学院のボーダーを示しているような気がします。もちろん、7.5が必要な場合もあるので一概には言えませんが・・・
またスコアの換算表は英検の表になります。

英検一級はCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)ではC1とされます。C1とは主に、日常会話のあらゆるコミュニケーションにおいて、「上級レベルの英語を話すことができる」と言える学習者をさしています。TOEFLでいうと、95-120、IELTSであると7.0-8.0あたりのレンジを指しています。
つまるところ、英検一級が合格できればIELTSで7.0は撮れるチャンスは十分にあるということです。
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申し込みについて
ILETSですが、受験方法として、主に二つあります。
・PCを使って受験
・紙と鉛筆で受験
を使って申し込む方法です。今回は後者の紙と鉛筆について説明します。
ILETSコンピューター版に関しては、下記のリンクにアクセスして確かめてください。
https://www.eiken.or.jp/ielts/cdielts/
日本英検協会
ILETSのアカデミックモジュールについては、日本英語検定協会を通して申し込む方法について説明します。
・受験料
25830円
・受験地
全国15都道府県で開催
近くで受験できる開催都市:札幌、仙台、東京、横浜/川崎、長野/松本、金沢、静岡、名古屋、京都、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、熊本
・申し込み方法
https://www.eiken.or.jp/ielts/
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まとめ
IELTSの仕組みについてざっくりと説明してみました。当ブログでは随時、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングについても説明していきますので、楽しみにしていてください。