10月27日。とうとう二人目のNBAプレーヤー 渡辺雄太がデビューしましたね。
まさか生きている間に日本人NBAプレーヤーがデビューするとは思いもしませんでした。今回は渡辺選手の良いところ、悪いところを踏まえて個人的に感想をしゃべりたいと思います。
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渡辺雄太選手のプロフィール
身長は2m06cm
デカすぎます!
ちなみに
父親は、渡邊英幸さん(身長190cm)
母親は、渡邊久美さん(身長177cm)
※日本人男性の平均は170cm,女性は158cmです。
両親二人ともプロバスケットボール選手で、母親は元女子日本代表でプレーしていました。

出身は香川県で、高校時代は尽誠学園高等学校
2011年、2012年全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会で2年連続で準優勝。
一度も優勝せずに終わりましたが、彼の活躍が間違いなくチームを決勝まで導きました。
大学はジョージワシントン大学
2014年からDIV1に所属している大学です。大学時のスタッツは以下のようになります。
得点 | リバウンド | アシスト | スティール | ブロック | フィールドゴール | 3P% | フリースロー% | |
14-15 | 7.4 | 3.5 | 0.6 | 0.4 | 0.6 | 0.384 | 0.348 | 0.831 |
15-16 | 8.4 | 4 | 1.4 | 0.6 | 1.1 | 0.422 | 0.306 | 0.707 |
16-17 | 12.2 | 4.8 | 2.5 | 1.1 | 1.1 | 0.444 | 0.314 | 0.817 |
17-18 | 16.3 | 6.1 | 1.6 | 0.8 | 1.6 | 0.437 | 0.364 | 0.807 |
Career | 4.5 | 1.5 | 0.7 | 1.1 | 1.3 | 0.337 | 0.788 |
年々、得点やリバウンドが伸びていることから能力の向上が見受けられますね。
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良いところ
ディフェンスがうまい
渡辺選手は2m06cmでNBA選手の中でも長い手足を持っています。そのため、渡辺選手が伸ばすては非常に長くオフェンスにとっては非常に脅威です。身長が高いだけなく、驚異的な身体能力を持っている渡辺雄太選手は多くのポジションを守ることができます。スラムダンクで言うと、宮城(PG)、三井(SG)、流川(SF)、桜木(PF)のポジションを完璧に抑えるだけのディフェンス能力があります。 赤城(C)のポジションの選手ももちろんカバーすることもできます。
アメリカ人にも好かれる素直な人間性
これは一番大きな武器だと思います。
グリズリーズの大黒柱、マイクコンリー選手のインタビューです。スポーツ問わず、海外で良いプレーをするには現地のチームメイトに好かれていることが大前提だと思います。あまり信頼できない人にボールを預けたくはないですよね。
サッカーではありますが、長友選手もインテルではスナイデルを始め多くの選手に好かれて、信頼されていたためにインテルでは大活躍でしたよね。 渡辺選手もかなり好かれていることがニュースからうかがえます。ぜひ、他のチームメイトからも信頼を勝ち取ってほしいです。
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悪いところ
NBAデビューが遅い
基本的にNBAスターのデビューは21歳以下がほとんどです。一方で渡辺雄太選手は24歳でNBAデビューを果たしNBA選手の中ではかなり遅いデビューです。正直言って、かなりの不安要素だと考えています。 年齢が高ければ高いほどこれからの成長の見込みが少ないため、監督も起用を避けがちです。しかし、そこまで悲観的になる必要はありません。デビューが遅くてもスーパースターになった先例はあります。しかも、その人はNBAでも数少ないアジア人プレーヤー
ジェレミーリン(Jelemy Lin)
彼は現在30歳で現役アジア人NBAプレーヤーです。NBAには22歳ごろに加入しましたが、成績は振るわず1軍と2軍を行き来する二流のプレーヤーでした。しかし、めげることもなく2軍で一生懸命頑張って目立った彼は2012年の2月、当時24歳だった彼にチャンスが回ってきます。一軍の試合で36分のプレイ時間を与えられたリンはチーム最多となる25得点および7アシストという好成績を収めました。チームのエース二人が怪我で欠いていましたが、リンの活躍でそこから七連勝。
アジア人プレーヤーの快挙は全米を沸きだたせ、Linsanity(“ばかげているという意味を持つInsanityをかけた造語)が社会現象になりました。
全米を驚かせてから6年。彼は今でもNBAの一線で活躍しています。このようにデビューが遅くてもNBAで活躍できるチャンスはあります。渡辺雄太選手にも起きうることです。
フィジカルが弱い
渡辺選手の問題点二つ目はフィジカルが弱いことです。
先ほど載せたの記事では、渡辺選手のチームメイトであるマイクコンリー選手が渡辺選手の弱点について語っています。それはフィジカルです。バスケットボールは体の接触が非常多いスポーツで、激しい接触にも耐えられる体作りが必要となります。渡辺選手はまだまだ体が細いので鍛えていく必要があります。
シュートがあまり入らない
渡辺選手はシュートが上手ではありません。このシュート力の弱さが個人的には一番の不安要素だと思います。ディフェンスやフィジカルは努力で何とでもなります。しかしシュートだけに関しては、才能に大きく依存するものだと思います。渡辺選手がどこまでシュート力を伸ばせるかがこれからの大きなカギになると思います。
まとめ
正直なところ、渡辺選手がどこまで活躍できるかわかりません。しかし、日本人二人目のNBA選手! ぜひ皆で応援していきましょう!