最成長選手賞MIPはディアロンフォックス(De’Aaron Fox)と予想する

MIP(Most Improved Player: 最成長選手賞)とは?

MIPとはNBAで昨年に比べ、最も成長した選手に与えられる賞です。この賞はカナダとアメリカのスポーツ記者の投票によって決められます。各記者は1-3位まで投票する権利があり、1位は5点、2位は3点,3位は1点のスコアが当てられます。一位の投票の数に関係なく、最も点数の高かった選手がMIPを受賞します。ちなみに現在二度MIPを取ったことある選手はいません。

アルヴィンロバートソン、 デイナバロス 、トレーシーマグレディ、ジャーメインオニール、ダニーグレンジャー、ケビンラブ、ポールジョージ、ジミーバトラー、ヤニスアデトクンポ、ヴィクターオラディポはMIPを受賞した年にはAll-Starにも選出されています

インディアナペイサーズとオーランドマジックは今まで5人のMIPを輩出しており、最多です。ちなみに、トレイシーマクレディ(T-MAQ。堅守で知られるスパーズから、33秒で13得点を獲得した伝説の選手)はMIPの中で2018年現在たった一人のNBA殿堂入り選手です。

https://www.youtube.com/watch?v=ceLlz7dOOvY

こちらがMIP受賞者一覧           といったわけで、今日の記事ではMIPについて考察を踏まえながら予想してきたいと思います

ネットの予想を見てみる

ファンによる投票で決まるMIP予想 デリックローズ!? どうした、アメリカ人とうとうおかしくなってしまったのか。 確かにローズは今年キャリアハイ50点を取るなど、劇的な復活を遂げました。しかし、彼はすでに2010年にMVPを取っています。ケガでその後悩まされ、今年奇跡を起こしました。ただ、これは 最成長というより、最復活選手がふさわしいような・・・(笑) なんてわけで僕はデリックローズの受賞はあり得ないと思います。  

スタッツから見るMIPの傾向

MIP受賞者のデータを見てみるとほとんどが前年比に比べスタッツが上昇していることがわかります。サンプル数が8と少ないのは申し訳ございません。(笑) 近年の傾向から見ると得点が大事であることがわかります。20点以下はポールジョージとライアンアンダーソンだけです。そして、全ての選手は前年度に比べて平均得点が+5以上になっています。 ただ、ポールジョージが2013年に得点が17点と比較的低いにも関わらずMIPを取った理由としてはプレーオフに大きな影響があると思います。彼の成長ももちろんありますが、インディアナペイサーズは2013年のプレーオフにチャンピオンになったマイアミヒートと第7戦までもつれ込んでいます。2013年のヒートはレブロン、ウェイド、ボッシュのBIG3が全盛期の時代です。 ちなみに、ポールジョージだけではありません。オラディポもバトラーもMIP取った年はレブロンにプレーオフで僅差で負かされています。(笑)レブロンとの激闘もMIPには大きく影響してくるかもしれませんね(笑) 上記の8人でプレーオフに出ていないのはラブとドラギッチだけです。しかし、この二人は東に比べて圧倒的にプレーオフに出にくい西のチームに所属していました。そして、この二人は圧倒的なスタッツをたたき出しているのでMIPは納得がいきます。

まっと
この時のラブは本当に好きでした
プレーオフには出ましたが、ライアンアンダーソンだけはなぜMIPなのか謎です(笑) 詳しい方いたらコメントお願いします。 以上を踏まえると、MIP受賞に大切なの要素は
  • 昨年度の平均得点差が+5
  • シーズン通して健康(GP60以上)
  • 平均得点20点以上
  • プレーオフの有無
  • オールスター選出
  • レブロンとプレーオフで戦う(18-19シーズンは西のチームが有力)
を満たしている選手が有力といえます。赤は必須項目であると考えています。 以上を踏まえてMIPを受賞するのは、ずばり ディアロンフォックスでしょう!

ディアロンフォックスであると思う理由

まず初めに以下は僕が考えたMIP予想の順番です。  

第1予想:ディアロンフォックス (De’Aaron Fox) キングス 第2予想:ザックラビーン(Zachary Thomas LaVine) ブルズ 第3予想:バディ・ヒールド(Buddy Hield) キングス 大穴:パスカル・シアカ(Pascal Siakam)ラプターズ、 カリス・レヴァート(Caris LeVert) ネッツ
こちらは彼らのスタッツです。 現在のスタッツでは,どの選手も昨年度に比べて平均得点+5をどの選手も満たしています。スタッツが良いにもかからわず、ザックラビーンを2番にした理由は、

  • ブルズが弱くて、東のプレーオフすら出れそうにない。
  • 書いてないけど,2年前にPTS18.9を記録。成長というより復活

です。 一方で、キングスのディアロンフォックスは二年目のルーキーですが、昨年に比べ大きく成長。スタッツに関してはMIPにふさわしいでしょう。そして、西に所属しているのでもしかしたらレブロンとプレーオフで激闘を繰り広げる可能性あり。(笑) 不安要素といえば西はいい選手がたくさんいるのでオールスター出場が難しい点ですが、それを踏まえてMIPに値する選手です。   というわけで、最後にもう一度言います! MIPはディアロンフォックス!

おまけ

ディアロンフォックスはドラゴンボールが大好きです。 https://www.youtube.com/watch?v=5xnCC3RHoyI

こちらの動画を見ていただくとわかるのですが、シュートを打つときKAMEHAと叫んでますね。他にも、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人をイメージしたバッシュなどを出していますね。親日家までとは言わないでしょうが、かなりのドラゴンボールフリークでしょうね。(笑) また、こちらの記事ではディアーロンフォックスの魅力について紹介しているのでぜひご覧ください。

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